【社会】IR実施法成立でも早くも暗雲 カジノ参入に二の足を踏む建設・不動産業界
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法成立で、カジノ経営への参画を目指す国内外企業の動きが活発化している。しかし一方で、ギャンブルに対する世論の風当たりや課税、収益自体への不安も拭えないことから参入に二の足を踏む企業も出るなど、早くも暗雲が漂い始めている。「カジノを含むIRが国内3カ所を目途に開設されれば、その市場規模は約250億ドル(日本円で3兆1600億円)から500億ドルとされ、カジノの粗利は1兆7500億円と弾くシンクタンクもある。