【医療】カラーコンタクト健康被害、厚労省が本格調査 結果によっては承認基準の見直しも
品質の問題が健康被害を引き起こす可能性が指摘されているカラーコンタクトレンズについて、厚生労働省は本格的な調査に着手する。眼科医らの研究班がレンズの品質や健康被害の実態を調べる。8月下旬に初会合を開き、今年度中に報告書をまとめる予定。結果によっては承認基準の見直しも検討する。カラーコンタクトを巡っては今年5月、国民生活センターが、国に承認されたレンズでも黒目の傷やむくみといった健康被害が起き、レンズの素材や着色剤が原因となった可能性があるとの調査結果を公表している。