【ロシア】「領土絡みの発言を続けるなら渡航制限」と警告
ロシア外務省は26日、北方領土の国後、択捉両島を「ビザなし交流」で今月訪問した山本一太沖縄・北方担当相が「領土返還の必要性」に言及したのは問題であり、ビザなし交流に参加する日本の政治家が領土絡みの発言を続けるのなら政治家の渡航を制限すると警告する異例の声明を出した。声明は、ビザなし交流は元島民の墓参や日露両国民の信頼と相互理解の強化が目的であり、政治的な発言は不適切で、平和条約交渉を静かな環境下で進めるとした日露首脳の合意に反すると指摘している。