【朝鮮日報】韓国水資源公社のタイ治水事業、首相失脚で先行き不透明に
タイのインラック首相が失脚したことを受け、韓国水資源公社が昨年6月に受注した6兆ウォン(約5900億円)以上の規模の治水事業が先行き不透明となり、関係者は焦りの色を隠せずにいる。同事業はタイで反政府デモが激化した昨年11月以降、進展がない状況となっている。インラック政権は2011年9月に起きた大洪水をきっかけとして、タイ国内を流れる25本の河川にダム、放水路、貯水池を整備するほか、水資源管理システムを構築するという「統合水管理プロジェクト」を推進した。