【70年談話】アメリカの知日派「自己正当化に陥ることは避けた」「主語が極めて少ない」「第二次大戦に対する焦点があいまい」
【ワシントン西田進一郎】安倍晋三首相の戦後70年談話は国内外への配慮から焦点がぼやけたこともあり、米国の知日派の受け止め方はさまざまだ。マイケル・グリーン元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は「談話は極めて力強いものだ」と高く評価したが、ジョンズ・ホプキンズ大ライシャワー東アジア研究所のケント・カルダー所長は「自己正当化に陥ることは避けた」などと抑制的に受け止めた。