【青森】リンゴ有袋20%切る 労働力減り無袋に需要 周年出荷影響も JA「一発袋を普及させる」
青森県の2018年のリンゴの有袋栽培率が19%になり、1990年の統計開始以降初めて20%を割り込んだ。少子高齢化による労働力不足、無袋栽培の需要増で、有袋栽培が敬遠されているためだ。有袋栽培が減るとリンゴの周年販売ができなくなる恐れがあり、県りんご協会やJAなどは有袋栽培の維持に力を入れている。有袋栽培はリンゴの果実を病害虫から守り、果実の表面がさび状になる障害を軽減するために、摘果後に1個ずつ袋をかぶせる。