【淡路5人刺殺】控訴審の精神鑑定、一審と異なる診断 次回公判は9月18日、同30日に結審する予定 /大阪高裁
淡路5人刺殺 控訴審の精神鑑定、一審と異なる診断兵庫県洲本市で2015年3月に近隣の男女5人を刺殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われ、一審神戸地裁の裁判員裁判で死刑判決を受けた無職平野達彦被告(44)の控訴審第2回公判が17日、大阪高裁(村山浩昭裁判長)であった。高裁の依頼で精神鑑定した女性医師は、一審での鑑定や判決とは異なる「妄想性障害」と診断し、事件に「妄想は圧倒的な影響を及ぼしていた」と指摘した。