【政治】なぜ「加藤の乱」は失敗したのか 小沢一郎氏が明かす真相 「いざというときの決断ができない人は事を成せません」(衆/岩手3)
※夜の政治
不信任決議を前にした派閥総会で谷垣氏に止められる加藤氏(共同通信社)
2000年11月に政界を揺るがせた「加藤の乱」。“平成おじさん”の小渕恵三氏の後継首相が、いわゆる「5人組」(*注)の会合で森喜朗氏に決まり、不透明な経緯から支持率が低迷。宏池会(加藤派)会長でポスト小渕の最有力候補だった加藤紘一は、森後継に不満を募らせ、野党が内閣不信任案提出の構えを見せると同調して「倒閣」を宣言したのだ。