経団連は今年の春闘の方針を発表し、会員企業に対し、去年に続いて年収全体での賃上げを行うよう呼びかけました。経団連が発表した今年の労使交渉の方針では、収益が拡大した企業や収益体質が改善している企業については、去年に続き、「年収ベースの賃上げを前向きに検討するよう」求めました。一方で、基本給の一律引き上げ=ベースアップについては、去年、「賃上げの一つの選択肢」としていた表現を、今年は「賃上げの柱となる」として、会員企業に対し“ベアでの賃上げ”を検討するよう促しています。

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