【群馬】下着にアイドル偽サイン 26歳男に猶予判決 前橋地裁
アイドルや女優のサインを模写した女性用下着をインターネットオークションに出品して現金をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた東京都東村山市の中本大幸被告(26)の判決公判が6日、前橋地裁で開かれた。鈴木秀行裁判官は、懲役2年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。判決理由で鈴木裁判官は、中本被告が小遣い銭欲しさで犯行に及んだことに触れ、「安易な犯行動機に酌量すべき点はなく、犯情は悪質」などと述べた一方、前科がないことなどから「酌むべき事情も認められる」とした。