組み体操 年間8,000件の事故 骨折や後遺症、死亡事故など スポーツ庁「安全確認ない時は見合わせを」
全国で事故が相次いでいる組み体操について、スポーツ庁は25日、安全性を確実に確認できない場合は実施を見合わせるよう求める通知を全国の都道府県教委などに出した。毎年、全国で8000件超の事故が起き、廃止や「ピラミッド」などで段数を制限する自治体もある。スポーツ庁の担当者は「事故はさまざまな状況で起きているのでこれなら大丈夫と線を引けるものではないし、一律に中止を求めるわけでもないが、実施するなら学校が責任を持って安全に十分配慮してほしい」と話している。