【社会】「過去の浸水被害隠したまま販売」…台風で浸水被害の造成住宅住民 第1回口頭弁論で訴え 福知山市は請求棄却求める
平成25年9月の台風18号による大雨で床上浸水した福知山市の住宅に住む男性3人が、市が造成した住宅地で過去に浸水被害があったことを知りながら説明なく販売したのは違法として、同市に計約2千万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、京都地裁(三木昌之裁判長)であり、市側は請求の棄却を求めた。意見陳述した原告の一人、山岡哲志さんは「浸水被害の危険性について説明がなく、過去の被災を隠したまま販売した市に強い怒りを覚える」と訴えた。