【社会】6人殺害ペルー人容疑者、精神鑑定を簡裁が却下
埼玉県熊谷市で9月に民家3軒で計6人が殺害された事件で、1軒目の夫婦殺害と住居侵入の疑いで逮捕されたペルー国籍の住所不詳、無職ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(30)について、弁護団は2日、10月30日付でさいたま簡裁へ請求した精神鑑定が却下されたと発表した。弁護団によると、同簡裁は「警察や検察の取り調べを全て録音、録画している」「入院中の治療や診断結果などは病院が保存している」と理由を挙げ「現時点では精神鑑定は必要ない」としている。