【政治】沖縄はどこへ向かうのか 「沖縄のことは沖縄で決める」という自己決定権の主張が強まり、「独立論」も再浮上★4
沖縄戦が終わって70年。今年も沖縄慰霊の日を迎えた。今もなお、米軍基地が集まる沖縄は現在、「イデオロギーよりアイデンティティー」との知事の訴えのもとに、県民の結束を高めている。さらに、何度目かの「独立論」も浮上。「本土の捨て石」とされた沖縄は、どこに向かうのだろうか。■「日米の植民地」と反発
「アメリカに従属する日本政府の統治下にある限り、基地はなくならない」今月2日、東京都内の日本記者クラブでの会見で龍谷大教授の松島泰勝さんがそう語った。