【社会】被災3県で計画の防潮堤、今も4割近い211か所が未着工のまま…計画は既に3年程度の遅れ
東日本大震災の発生から11日で4年となる。多くの犠牲者を出した津波被害の教訓を踏まえ、被害が特に大きかった岩手、宮城、福島の3県で計画されている計573か所の防潮堤のうち、今も4割近い211か所が未着工のままで、計画は既に3年程度の遅れが生じている。集中復興期間が来年3月末で終了することから、10日記者会見した安倍首相は、次の5年間を見据えた新たな支援の枠組みを今夏までに策定し、復興を改めて加速化させていく方針を強調した。