【国際】イスラム国のエジプト人幹部、6億円持ち逃げか
シリア東部デリゾールで今月、住民からの寄付金を集めていたイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)のエジプト人幹部が行方不明になったことが、IS実効支配地域の反体制活動家の証言で分かった。幹部が寄付金約10億シリアポンド(約6億円)を奪って逃げたとの情報もあり、IS内部の統制が乱れ始めた可能性もある。反体制活動家によると、エジプト人幹部は、デリゾールでイスラム教徒の義務の一つである貧困者のための寄付(喜捨、ザカート)関連の業務を束ねる立場にあった。