【千葉】集中治療室から麻酔薬盗む 男性看護師を懲戒解雇 千葉大付属病院
千葉大は1日、同大医学部付属病院(千葉市中央区)から麻酔薬を盗んだとして同病院の男性看護師(29)を懲戒解雇処分としたと発表した。処分は9月30日付。男性看護師は「家庭の問題で悩み、自殺目的で使用するために盗んだ」と認めている。千葉中央署は同月8日、窃盗容疑で看護師を書類送検した。同大学によると、男性看護師は5月7日午前10時半ごろ、同病院の集中治療室で勤務中に、手術で使う麻酔薬50ミリリットルを盗み、同月中に同病院内のトイレや自宅で3回に分けて自らに注射した。