【広島土砂災害】防災用サイレン、6ヶ所全てで鳴らされず
NHK 9月1日 18時59分
広島市が過去の土砂災害を教訓に住民に危険を知らせる手段として設置した防災用サイレンが、今回避難指示や避難勧告が出された地区の6か所すべてで鳴らされず、結果として住民に土砂災害の危険が伝えられていなかったことが消防などへの取材で分かりました。防災用サイレンは、平成11年に広島市などで31人が死亡した豪雨災害を教訓に、広島市が「防災行政無線」の屋外の放送が聞こえない地区の住民に危険を知らせる手段として6000万円以上をかけて市内27か所に設置しました。