【社会】ひき逃げ「認識なし」で運転免許取り消し無効に 「妻のことを考えて、ぼうっとしていた」原告の主張が認められる・・・静岡地裁
ひき逃げをしたとして運転免許を取り消すなどした県公安委員会の処分は違法だとして沼津市の男性(62)が、県を相手に処分取り消しと五百二十五万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が二十五日、静岡地裁であった。大久保正道裁判長は、男性にひき逃げの認識がなかったことを認め、免許取り消し処分を無効とした。判決によると男性は二〇一二年三月、沼津市内でワゴン車を運転中、交差点で自転車の女性と接触し、そのまま走り去った。