【社会】ヘイトスピーチに法規制を、有田氏ら超党派が議員立法目指す…「差別扇動はない」と腰重い政府、「日本政治の見識問われる」★4
ヘイトスピーチ(差別扇動表現)に取り組む有田芳生参院議員(民主)が有志議員とともに、超党派の研究会を結成する。議員立法による人種差別禁止法の制定を視野に、反差別の機運を国会から盛り上げる。「日本政治の見識が問われる問題であるにも関わらず、議員の動きは鈍い。政府がヘイトスピーチに真正面から立ち向かうように働きかけていく」
17日に国会内で開く第1回の研究会には、ヘイトクライム(憎悪犯罪)研究で知られる前田朗・東京造形大教授(刑事人権法)を招き、日本の現状について聞く。