【ベルギー】「100キロ圏でヨウ素剤が必要」 ベルギー、福島事故で配布地域を拡大か(産経)
ベルギー政府の諮問機関、保健高等審議会は11日までに甲状腺被ばく防護策に関する報告を発表し、原発事故の際、100キロ圏で子どもや妊婦に安定ヨウ素剤を緊急配布できるよう備える必要があると勧告した。同国では現在、安定ヨウ素剤を原発の20キロ圏内の家庭などに事前配布している。審議会によると、東京電力福島第1原発事故後、欧州の放射線防護当局は、事故発生場所から100キロ以上でも安定ヨウ素剤が子どもや妊婦に必要となる場合があるとの見方で一致した。