【安倍外交】笑顔の安倍首相に、習近平主席は冷ややかな視線…会談後も温度差、安倍「関係改善の第一歩」、中国「4大合意が出発点」
世界から集まったマスコミの猛烈なカメラフラッシュの洗礼を浴び、中日首脳が10日午後、北京の人民大会堂会議室に入った。安倍晋三首相は笑顔で簡単な挨拶の言葉をかけたが、習近平(シー・ジンピン)主席はそれに答えず硬い表情も崩さなかった。向かい合って立った両国首脳は握手したままカメラに向かった。少し気まずい表情の安倍首相が微笑を浮かべたのに対し、習主席の表情は緩まず視線は下に向けられた。