【中国】「人肉捜索は違法」、最高裁判断にネットユーザー猛反発…「公務員や政府高官の不正告発ができなくなる」
2014年10月9日、中国最高人民法院(日本の最高裁に相当)は、ネットユーザーやサイト管理者、プロバイダーがインターネットを利用し、他人の病歴や犯罪歴、住所、私的活動などの個人情報を公開することで他人の利益を侵害する行為を違法とする規定を発表した。10日付で捜狐網が伝えた。最高裁のこの判断により、これまで数々の政府高官の不正を暴露してきたネットユーザーによる「人肉捜索(ネットを利用した個人情報の特定、公開)」が規制されるとの懸念の声が国民の間に広がっている。