【台湾】2009年の「88水害」から5年 災害復興委「住宅移転は強制ではない」
(台北 8日 中央社)
行政院の台風8号災害復興推進委員会(莫拉克台風災後重建推動委員会)は8日、2009年8月8日に発生した台風8号被害(88水害)後の被災者の住宅移転計画について、住民の声を尊重・重視した復興や協力を行い、地元の文化を破壊するような事実はないとする声明を発表した。これは「小米穂原住民文化基金会」など一部の団体が、「永久屋」と呼ばれる復興住宅の建設や集団移転により、台湾原住民(先住民)の文化が失われたとする意見に対して同委員会が回答したもの。