【賠償問題】韓国でも日本企業の差し押さえ現実味?商船三井の対中和解の波紋 久保田るり子
戦後補償をめぐる中国の損害賠償訴訟で、日本の商船三井は40億円の和解金を支払い、差し押さえ船舶の問題を収拾した。中国では新たな戦争賠償訴訟の準備が始まるなど反日ムードは勢いづいているが、これに刺激を受けているのが韓国の強制連行訴訟だ。中韓の訴訟では反日団体が暗躍し弁護士らが共闘の動きをみせている。原告らの連携だけでなく、突然の差し押さえといった中国式の司法手法が今度は「韓国司法を元気付ける?」などの懸念も広がっている。