【中国新聞】「嫌韓デモで日韓関係悪化しても、住民が文化共有すれば楽しく共生可能」姜尚中ら在日韓国人、広島でシンポ
在日韓国人を中心に、定住外国人を取り巻く生活環境や課題を考えるシンポジウムが、広島市中区の県民文化センターであった。約300人が参加した。聖学院大(埼玉県上尾市)の姜尚中(カンサンジュン)教授(写真・政治学)が「地域の多文化共生と北東アジアの平和」をテーマに講演。在日韓国人を罵倒する「ヘイトスピーチ」が横行する現状に触れ「国家間の関係が悪化しても、地域で住民同士が文化を共有すれば楽しく共生できる」と述べた。