【音楽】小林亜星「このあたりで人類は終わるんじゃないか」
昭和のど真ん中を歩いてきた作曲家・小林亜星は今、なにを思うか。小林亜星は、都はるみの「北の宿から」で日本レコード大賞をとり、日立の「この木なんの木」など数々のCMソングの作曲家として知られている。だが、彼の活動分野は俳優、歌手にも及んでおり、元祖マルチタレントといった方がぴったりくる。特にTBSテレビの「寺内貫太郎一家」に頑固親父役で主演したときは、“しゃべる大道具”と酷評されながら、圧倒的な存在感で30%を超える平均視聴率を叩き出した。