【検証】やっぱり「徒花」だった光通信出身の野心溢れる28歳--詐欺容疑で逮捕された太陽光発電ベンチャー社長の人となり
「時代の羅針盤か、それとも徒花か」。そんなタイトルで、私が本コラムで太陽光発電装置のエステート24ホールディングスを採り上げたのは、今年5月16日のことである。それから約5カ月後の10月19日、大阪府警捜査2課は、同社社長・秋田新太郎容疑者(28)を詐欺容疑で逮捕した。資本主義が健全な発展を遂げるには、既存のビジネスモデルや特定の企業に支配された市場を、打ち壊しながら突き進むベンチャー企業が欠かせない。