【古代】恐竜絶滅の巨大隕石衝突後、2~3年で生命復活
恐竜を絶滅させた白亜紀末期(6600万年前)の巨大隕石いんせきの衝突後、クレーター内では2~3年でプランクトンなどの生命が復活していたと、東邦大学などの国際研究チームが発表した。英科学誌「ネイチャー」の最新号に掲載される。掘削試料から判明した成果で、当時の状況がより詳細に分かる可能性が出てきた。研究チームはメキシコ湾の海底にあるクレーターを約800メートル掘削し、採取した堆積たいせき岩そのものや、堆積岩に含まれた微小生物の化石などを分析した。