【社会】札幌でトンネル発生土の受入れに不安の声…北海道新幹線札幌延伸の「対策土」問題
札幌市の秋元克広市長は7月31日に開催した定例会見で、北海道新幹線のトンネル掘削時に発生するトンネル発生土(いわゆる「残土」)の受入れ問題について、厳しい見通しを示した。建設主体の独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)によると、残土には「土壌汚染対策法に規定されている土壌溶出量基準または土壌含有量基準を超える自然由来の重金属等を含む」ものを「対策土」、それ以外を「無対策土」としている。