【申告ミス見落とし】住宅ローン、過大に減税 4年で1万4千人 国税庁は該当者に修正申告を求めているもよう
住宅ローン減税の適用を求める確定申告に誤りがあり、2013~16年の4年間に最大で計約1万4500人に税金を控除しすぎていたことが11日、関係者への取材で分かった。国税庁は該当者に修正申告を求めているもようだ。住宅ローン減税は、所得税や住民税から年末のローン残高の1%が差し引かれる。しかし、親などから資金を贈与され、住宅価格から贈与分を引いた差額が、ローン残高を下回っている場合は、その差額の1%を控除する仕組みなのに、適用しなかったケースがあったという。