【北海道】ホッケ漁、復調の兆し 道内上半期水揚げ量4倍 漁獲制限が奏功【漁業】
近年不漁続きだった道内のホッケ漁に回復の兆しが見えてきた。道漁連によると、今年上半期(1~6月)の水揚げ量は前年同期の4倍の1万4915トンに上った。専門家は、主漁場の北海道北部海域(道央日本海―オホーツク海域)で2012年から行われてきた漁獲制限の効果が表れ始めたとみている。道内のホッケの年間水揚げ量は2000年代後半まで10万トン超えが続いたが、道漁連によると、10年以降は減少に転じ、17年はわずか1万8千トン。