【法務省】17年の難民申請8割増 「申請すれば日本で働ける」誤った認識が広がる
法務省は13日、2017年に難民認定を申請した外国人が1万9628人(速報値)だったと発表した。前年比2倍弱の約80%増で、最多を更新した。同省は申請の多くを就労目的と分析、急増の背景には、申請すれば日本で働けるとの誤った認識が広がっていることがあるとみている。申請者の国別内訳は、フィリピンが4895人(前年比約3.5倍)で最も多く、ベトナム3116人(同2.9倍)、スリランカ2226人(同2.4倍)、インドネシア2038人(同1.1倍)と続いた。