【愛知】3階建て330トンの交番、曳家で1日6m移動 途中90度回転させ向きを変える離れ業も 岡崎市・岡崎署明大寺交番
レールの上を動き始めた明大寺交番(岡崎市で)愛知県岡崎市の名古屋鉄道東岡崎駅前にある岡崎署明大寺交番の移設工事が22日始まり、鉄筋コンクリート3階建て、約330トンの建物がレールに載せられてそろりそろりと動き出した。工事は建物を壊さずにそのまま移動させる曳家(ひきや)工法で行われている。市が進める同駅周辺地区整備事業で、駅舎から新設されるペデストリアンデッキに通じる通路が交番の場所を通る計画があり、移設が必要となった。