【熊本地震】屋外に避難し一夜…「避難所の案内がない」「寒い」と不満も 公民館、体育館崩落で使え
震度7を記録した熊本県益城町では地震発生当日の14日、多数の住民が屋外に避難して一夜を過ごした。春とはいえ、避難者からは不満が上がり、物資の準備不足を指摘する声もあった。一方、余震が相次ぐ中で屋内にいるのを不安がる人もいた。避難の在り方を巡り課題が浮かんだ。益城町では指定避難所の17施設のうち、町総合体育館のメインアリーナ、中央公民館、町立津森小学校体育館の3施設が天井や壁の崩落で使えず、中央公民館では駐車場、津森小学校ではグラウンドに計約180人が避難した。