【政治】新年度から国民年金保険料を「年収400万以上で7ヶ月滞納」なら強制徴収へ、対象を1.5倍に拡大
厚生労働省は、国民年金の保険料について、悪質な滞納者を放置すれば年金制度への信頼が揺らぎかねないとして、新年度・平成27年度から、支払いに応じない場合には財産を差し押さえるなど、強制的に保険料を徴収する人の対象を、今年度の1.5倍に当たる全国20万人に拡大することにしています。自営業者などが加入する国民年金の保険料の納付率は、平成元年には84.7%でしたが、昨年度・平成25年度は、60.9%にまで落ち込み、4か月以上滞納している人はおよそ620万人に上っています。