【反原発】「見ろっ、やったった。(自分たちで)電気を作ったわ」…手製の発電所作った女性(55)、悔しさバネに30年★2
もう国や電力会社だけにはまかせておけない。将来のエネルギー供給を担う市民の取り組みを追った。1個20キロはある敷石150個を一つ一つ並べ、その上に51枚の太陽光パネルを敷き詰める。パネル同士を固定し、配線をつなげば完成だ。パネルの総面積は約100平方メートル。要したのは5時間だった。同社代表取締役の井上保子さん(55)が、専用モニターをのぞき込むと、液晶画面に発電量を表す数字が並んだ。