【医療】医師引き抜かれ地域医療が崩壊? 大学医学部新設、喜ぶ人ばかりではない重大理由
文部科学省の構想審査会が28日、東北薬科大が改称して設置を目指す「東北医科薬科大」(仙台市)への大学医学部の新設を決定したが、岩手県内の医療関係者からは医師不足の加速を懸念する声が上がっている。医学部の新設は、東日本大震災の復興支援の一環で、東北地方の医師不足を解消するのが狙い。しかし、医学部の新設には多くの医師が必要となるため、「全国医学部長病院長会議」などが医師の引き抜きなどを懸念する声明を出していた。