【台湾】日本統治時代の「台南消防の父」旧宅、晴れて市の古跡に 審議委が認定
(台南中央社)今年7月に南部・台南市の暫定古跡に登録された日本統治時代の「台南消防の父」の旧宅が、3日の審議委員会で正式に市の古跡として認定された。「台南消防の父」は、1919(大正8)年に台南初の私設消防団「台南消防組」を組織し、10年以上にわたって防災などに尽力した日本人、住吉秀松に対する尊称。住吉は明治生まれの実業家で、台湾では建設会社「住吉組」を設立し、鉄道や橋りょうなどのインフラ整備に携わったほか、当時の自治組織「台南市協議会」の会員も務めた。