【福岡】北九州・八幡の歴史景観保存へ 旧図書館解体見直しを 五十嵐敬喜・法政大名誉教授ら提言
シンポジウム「世界遺産と八幡の都市・建築・歴史 その魅力をどう活(い)かすか」が北九州市八幡東区尾倉のレディスやはたで開かれ、五十嵐敬喜・法政大名誉教授(都市政策)らが議論を交わした。日本を代表する建築家、村野藤吾(1891~1984)の設計で3月末に閉館した旧八幡図書館を中心に、官営八幡製鉄所とゆかりの深い施設の活用策と街の景観保全が話し合われ、市が打ち出している旧図書館解体の見直しを求める声が相次いだ。