パナソニックは10日、同社が開発した自動運転システムを搭載した小型の電気自動車や自動駐車のデモを報道陣に初めて公開した。ネットにつながる自動車が今後増える中で課題となる車両のサイバー防衛システムを開発したとも発表。2021年度以降に順次、自動車メーカーに納入したい構えだ。家電や住建材を組み合わせることで「家」丸ごとの提案に力を入れてきたパナソニックだが、先行投資してきた電気自動車(EV)の車載電池や、需要が拡大する自動運転など、「クルマ」のビジネスも伸ばし、「BtoB」事業を強化する。

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