【医薬】大手製薬会社「ファイザー」副作用情報の報告せず、死亡したケースも 業務改善命令
大手製薬会社のファイザーが、抗がん剤などで212人分の副作用情報を期限内に国に報告していなかったとして、業務改善命令を受けました。厚生労働省によりますと、報告の遅れがあったのはファイザーが製造販売する抗がん剤やリウマチ薬など11種類の医薬品です。薬の投与で重い副作用が出た場合、30日以内に国に報告することが義務付けられていますが、ファイザーは去年までの6年間で212人分の副作用の報告をしておらず、なかには死亡したケースもありました。