【貿易】対アジアの貿易収支、1011億円の赤字に転落、2014年1~6月…中国との貿易赤字、2兆9211億円と過去最大を更新
財務省が24日発表した2014年上半期(1~6月)の貿易統計で、対アジアの貿易収支が前年同期の1兆4487億円の黒字から1011億円の赤字に転落した。半期ベースの赤字は1982年上半期以来32年ぶり。中国との貿易赤字も2兆9211億円と過去最大を更新した。アジアの新興国の成長減速に加え、日本企業がアジア向け製品の生産拠点を現地に移し、輸出が増えにくくなっていることが主因だ。