【社会】謝罪もせず「DNA研究させろ」とは何事か「研究されない権利がある」 アイヌと研究者の初対話「知りたい欲求」が持つ暴力性 ★2
アイヌ民族の文化やDNAの研究に関し、先住民族としての権利や尊厳を定めた研究倫理指針の最終案が公表された。日本人類学会などが作成し、盗掘や遺族の同意を得ていない遺骨の利用を禁じることなどを明記したが、植民地主義に根差した過去の不正義に対する「謝罪」はない。「研究ありき」の姿勢も維持したままで世界の潮流からは程遠い内容だ。
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アイヌ民族の文化やDNAの研究に関し、先住民族としての権利や尊厳を定めた研究倫理指針の最終案が公表された。日本人類学会などが作成し、盗掘や遺族の同意を得ていない遺骨の利用を禁じることなどを明記したが、植民地主義に根差した過去の不正義に対する「謝罪」はない。「研究ありき」の姿勢も維持したままで世界の潮流からは程遠い内容だ。
アイヌ民族の文化やDNAの研究に関し、先住民族としての権利や尊厳を定めた研究倫理指針の最終案が公表された。日本人類学会などが作成し、盗掘や遺族の同意を得ていない遺骨の利用を禁じることなどを明記したが、植...
謝罪もせず「研究させろ」とは何事か アイヌ民族と研究者の初対話から考えた「知りたい欲求」が持つ暴力性 アイヌ民族の文化やDNAの研究に関し、先住民族としての権利や尊厳を定めた研究倫理指針の最終案が公表され...
上保晃平 2024年4月14日 11時00分 北海道アイヌ協会や日本人類学会など4学協会は13日、「アイヌ民族に関する研究倫理指針」の最終案を、アイヌ民族と琉球民族でつくる団体の集会で示した。集会は札幌市北区で開かれ...
平和な時代とされる縄文人の頭骨に武器によって破壊的に突かれた痕跡、東大が発見東京大学(東大)は4月4日、これまでは「輸送による破損」とされていた、1920年に岡山県で発掘された縄文人の頭骨に、鋭利な利器(刺突...
北海道アイヌ協会と日本人類学会、日本考古学協会は6日、北大などが過去に研究目的でアイヌ民族の遺骨を収集した問題を踏まえ、適切な研究のあり方を考えるシンポジウムを札幌市内で開いた。アイヌ協会側は「先祖の...
北海道アイヌ協会と日本人類学会、日本考古学協会は27日、北大によるアイヌ民族の遺骨や服飾品の収集が問題になったことを受け、今後の調査研究のあり方を中間報告にまとめ発表した。従来の研究を「アイヌの人々に十...
2014/07/21 19:11 後期旧石器時代(3万5千~1万数千年前)の人骨が多く見つかっている沖縄県・石垣島(石垣市)の調査が考古学者や人類学者の注目を集めている。約2万年前の骨に残されたDNAやタンパク質の分析から沖縄...
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