夏の参院選見据え、与野党が「就職氷河期世代」の支援策アピール合戦 有権者の6分の1
夏の参院選に向けて、与野党は就職氷河期世代への支援策の打ち出しに力を入れている。40代から50代前半にあたる氷河期世代は約1700万人。有権者の約6分の1を占め、選挙戦の「大票田」になるとの思惑が各党ともに働いているからだ。この世代への支援策に早い段階から注目していたのは国民民主党だ。2024年9月に、将来への不安を解消するために「最低保障年金制度」の創設のほか、民間企業や公的機関の採用拡充などを政府に提言していた。