【クーリエ】中国・韓国に出し抜かれる「メイド・イン・ジャパン」…ASEANシェアで日本が落ち目に

アジア進出における日系企業の「落とし穴」とその解決策を提示する『アジア進出企業の経営 成功のメカニズム』からの抜粋記事連載。第1回は、「落とし穴」の背景にある日本の現状について。■アジアで現地日本企業が陥る「落とし穴」
日本企業のアジア、特にASEAN10への進出が拡大している。経済産業省が発表した「海外事業活動基本調査」の結果によると、2020年度末におけるアジアの現地法人数は1万7342社で、現地法人数全体の67.5%ともっとも大きなシェアを占めている。