【明治結成】神社本庁とは何か:米国への不満を抱え続ける神社界の総元締め…

全国約8万神社からの上納金で運営
ところが日本の神道には「神社本庁」という、かなり確固たる形の教団組織が存在する。東京都渋谷区内に本部を構え、そこに所属する神社の数は7万8669、教師(神主)の数は2万1071人(文化庁編『宗教年鑑』令和6年版より)だという。神社本庁はこれら神主を「浄階」「明階」「正階」「権正階」「直階」の5つの階級に分けて管理しており、彼らが宮司などとして所属する神社から上納金をとって運営されている(だいたい最近では年間50億円規模の予算で運営されている)。