維新が退潮傾向、地方議員の離党相次ぐ…吉村代表「政治家の身分を確保したい人は他党でやればいい」

日本維新の会で地方議員の減少に歯止めがかからず、退潮傾向が鮮明になっている。2023年統一地方選を経て地方議員と首長は810人を超えたが、今年4月末時点で約1割減となる742人に減少した。党を批判した離党者が目立ち、夏の参院選を前に党関係者は危機感を強めている。維新の吉村代表(大阪府知事)は14日、相次ぐ地方議員の離党について、府庁で記者団に「政治家の身分を確保したい人は他党でやればいい」と語り、ガバナンス(組織統治)の強化を図る意向を示した。