【天文】すばる望遠鏡、ペルセウス座銀河団と衝突したダークマターの塊を発見

すばる望遠鏡、ペルセウス座銀河団と衝突したダークマターの塊を発見国立天文台は4月23日、すばる望遠鏡を用いて、これまで“静穏な銀河団の典型例”と考えられていた「ペルセウス座銀河団」に関する詳細な分析を行った結果、同銀河団の中心部から約140万光年離れた位置に、太陽質量の約200兆倍というダークマターの巨大な塊(副構造)を特定し、それが約50億年前に同銀河団と衝突し、その重力的に相互作用した痕跡と考えられる「橋」のような構造を捉えることに成功したと発表した。