ウクライナ、国内最大の産業用の麻加工施設を稼働開始 経済復興に向け 「メイド・イン・ウクライナ」政策下で復活を目指す麻産業

ウクライナは、かつて盛んだった麻産業を復活させるべく、国内最大の産業用麻加工施設を立ち上げた。ウクライナ経済省は先週、北部ジトミル州に拠点を置く麻加工企業マリジャニが、国内最大となる麻加工施設の稼働を開始したと発表した。この施設は、戦争で荒廃した同州のマリジャニ工業団地にある。同社はかつての亜麻(あま)工場を年間最大1万4000トンの麻を処理できる近代的な加工施設に改修。